(学生: 平川美空)
英語以外の外国語ガイダンスを最後まで熱心に聞いてくれたみなさん、ブースに来てくださったみなさん、ありがとうございました!改めまして、ドイツ語学研修の説明や個別相談をやっていました、総合政策学部 政策科学科4年の平川美空です!
私がドイツ語を履修したのは、単純に雰囲気に惹かれたからでした。もちろん、付随してドイツ人の友人がいたり、先生方が魅力的だったり、いろんな理由があります。でも、最終決定は自分の直感で選びました。正解でした笑
こう感じる理由は、3つあります。それは・・・
1. 自分の研究に役立ったこと
2. かけがえのない仲間ができたこと
3. 言語を学ぶ楽しさを知ることができたこと、です。
1. 自分の研究に役立つ
私は、総合政策学部に入って、人間の行う意思決定に興味を持ち、その研究を大学2年生の頃から川崎一泰教授のゼミで行っています。(気が向いたら是非川崎ゼミも来てください笑)大学2年生の時は、EUという国家を超えた枠組みの意思決定について、3年生の時は日本の主権者教育と投票率の関係について研究しました。研究というものは、他のどんなことよりも先行している研究をたくさん読み込むことが求められます。その時、日本語の文献で満足するか、英語の文献をも駆使するか、その先また違う言語にも手を広げるかで自分の研究の幅は本当に変わります。私の研究に話を戻すと、2年生の時のEUについて研究する時の文献にドイツ語の文献が出てくるのは想像に容易いかなと思います。ドイツはEUの中心を担っている国と言っても差し支えないから。でも3年生の時、日本の主権者教育について最終的に行った政策提言でも、ドイツの教育指標を使用しました。ドイツ語を履修していたからそこに行きついたわけではなく、主権者教育を調べていたら、そのような政治教育の元祖がドイツにあった、というだけですが、ドイツ語を履修していたため、ドイツの教育指標を原文そのままで読むことができました。ドイツは歴史も深いし、各学問的分野に沢山の知識人がいます。そんな先行研究を自分の糧にできる機会が、ドイツ語履修に転がっているとは!ということで、特定の地域に特別な関心がある人以外は、学問的に考えるならドイツ語をお勧めします!
2. かけがえのない仲間ができた
国際政策文化学科の子たちであっても結局、第二外国語は自分で選んで履修します。そこで、しっかり○○語を習得したい!と思っている同志は、授業でも、テスト前も、研修を通しても、ただの友達とはまた違った絆が生まれている気がします。英語は能力でクラスが分かれるし、通常授業だと半期で解散です。でも、第二外国語は自分のやる気さえあれば、4年間一緒に同じ苦楽を乗り越えて勉強する仲間になります。もしかしたら、学問的なサークル活動に近いのかな?ドイツ語に関して言うと、先生方もかなり気さくに話してくれるし、授業中にも生徒同士一緒に勉強したり、作業したりと共同で何かをすることも多いです。だから必然的に話すことも増えます。研修に行った仲となるとなおさらです。苦楽を共にする機会が多いドイツ語履修メンバー同士は4年目で仲良くないわけない!私見ですが。
3. 言語を学ぶ楽しさを知ることができる
どんなに簡単な言語であっても、しっかりと習得しようと思うと、当然苦労します。それを乗り越えるのに必要なのは、自分のマインドと、楽しいと思える環境だと思っています。自分のやる気は自分で何とかするとして、楽しいと思える環境はドイツ語の授業にはたくさん詰まっています。初めのうちから座学よりも会話やフレーズの方が多いし、そのままどんどん実践的な会話をしたり、絵本を読んだり作ったり。それを乗り越えると、実際にドイツに研修に行って自分の力を試す体験もできる。そこまでの道のりで心折れたら、楽しい先生方が支えて盛り上げてくれます。実際心完全に折れてドイツ語諦めかけたこともあります。そんな時、なんとかしようと働きかけてくれる先生方のサポートのおかげで、4年生までドイツ語を続けています。どの言語にも素敵な先生方はたくさんいますが、ドイツ語にも当然いるよ!ってことを知ってほしい!
長くなりましたが、少しでも理解してもらえたでしょうか!成績とか就職とかいろいろ気になることはあると思うけど、どの語学を選んだかではどちらも左右されません。自分が進みたい道を真剣に選んで、あとはその道で頑張れるか、それだけだと思います。その道がドイツ語だったら嬉しいです!
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