ドイツ研修旅行報告(3)
- yoko0670
- 2 days ago
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2025年2月に実施された外国語研修(ドイツ・ハイデルベルク)の活動報告書から
(学生Cさん)
はじめに
今回私は、ハイデルベルクでの研修を通して、多くのことを学び、体験することができました。それらの経験は日本国内で語学の勉強をしているだけでは手に入らないような貴重な経験であったと思います。その活動内容をここに記し、今後の語学学習へのヒントにしていきたいと思います。

F+U International ACADEMY OF LANGUAGES
現地語学学校での授業二週間の滞在の中で、多くの時間を語学学校の授業を受けて過ごしました。自分のドイツ語のレベルに合わせた授業をおけることができ、難易度が高過ぎず、かといって優しすぎる こともなく、非常に有意義な時間だったと思います。午前は他の留学生と同じクラスで学び、 午後には総合政策学部生のみの授業をしていただきました。
午前授業
午前の授業では私の他にも他国からの留学生のいるクラスで学びました。私のいたクラス にはパレスチナやイランなど、主に中東から来た学生が多く、わたしたちを歓迎してくれる、 賑やかで明るいクラスでした。
ドイツ語を学びながらも、時には必要に応じて英語も交えな がらコミュニケーションを取っていました。授業内容は主に文法でしたが、総合政策学部のドイツ語授業でこれまで習ってきたことを復習しながら、学ぶことができました。

ドイツ語でドイツ語を学ぶこと、主にリスニングに関して、実は研修前から私は不安を感 じていました。毎日先生の発音や他の生徒との会話に耳をすませ、注意深く聞いているうち に、聞き取れる単語、会話ややり取りが増えていきました。リスニングが少し向上したこと、 それが私の今回の研修での1番の成果だと思います。
しかしスピーキングに関しては、まだまだ課題が多いです。文法がわかる、聞き取れる、といった状態でも、言いたいことがすぐには出てこない、文章が組み立てられない、そんな歯痒さを感じました。授業の中では、先生が言ったことから学ぶことはもちろんですが、他の学生の学習の仕方も非常に参考になりました。私のクラスでは皆がよく喋り、コミュニケーションを取っていて、少しわからなくても積極的にドイツ語を喋り、たくさん使うことで言語を自分のものにしている、その姿勢こそが今の自分に足りないものだと強く感じました。
数日その姿を目の当たりにして、私も少しずつでしたが、わからないところをすぐに聞く、ドイツ語でリアクションをとってみるなど、ドイツ語を“喋る”ことに意識を向けました。なかなか二週間では難しい課題でしたが、言語学習の大事な観点を自分の感覚として感じ取れたこと、そこに大きな意味があったと思います。
午後授業
午後の総合政策学部生のみの授業では、身近なものの名前や、会話、ドイツの街について たくさんのことを教えていただきました。自分の持ち物や身の回りのことについて新しい言葉を知れること、またそれを使って会話や表現をできることが本当に面白く、楽しい瞬間 でした。ドイツの食べ物や、観光地についても知ることができ、時に日本との違いを実感し て興味深かったです。毎日先生から、昨日は何をしたか質問をされ、答える時間があったので、今日はこう答えよう、この単語を使ってみよう、これは何て言ったら伝わるのだろうと、 自分自身で文章を考える時間が面白く、ためになりました。

現地の学生との交流
一週目の金曜夜に、語学学校主催の現地の学生との交流会がありました。ハイデルベルク 大学で日本語を学ぶ学生と、日本から来たドイツ語を学ぶ学生、お互いがお互いの言語に興 味を持ち、コミュニケーションをとれることが、面白く楽しい会でした。私が隣の席で話した方は語学学校で働いている人で、日本語を学んでいる学生ではなかったのですが、お互いにわかりやすいドイツ語を選びながら会話をすることが本当に楽しかったです。日本の街 やアニメ、音楽、お互いの家族の話をすることがきました。これまで学んだことを使って実 際に話すことができ、これが一番言語学習をしていて嬉しい瞬間だなと感じました。
またその交流会では、日本から来た中央大学以外の留学生も参加していたのですが、私た ちよりも長くドイツに滞在する人が多く、ワーキングホリデーなどひとりひとり異なる目 的を持って来ていて、その姿は強く、かっこよく私には見えました。日本で大学に通って、 身近な友人と過ごしているだけでは出会えなかった考え方や、行動、選択肢を示してもらっ たと感じています。私は今回の研修が初めての海外渡航だったのもあり、ありきたりですが 世界の広さや可能性を強く感じました。今後の自分がどう生きていきたいか、どこでどんな 勉強・仕事がしたいか、もっと広く視野を持って考えてもいいのかもと思わせてくれました。 ドイツで出会えた人の全員に感謝を伝えたいです。いつかまたもっとドイツ語で上手く話 せるようになったらもっといろいろな話をしたいと思います。
街と文化について
二週間の滞在の間で、ハイデルベルク市内はもちろん、多くの街や観光地を訪れることができました。ハイデルベルク市内では、ハイデルベルク城や、旧市街の店などを案内していただき、その歴史に驚きました。ハイデルベルクの街は現代的な建物ももちろんありますが、 旧市街の方の歴史的な建築が多く残っており、そのような景観と、住宅や学生街としての特 徴が共存しているところが、興味深かったです。


他にも、Ladenburg や Köln、Mannheim などの街を訪れました。一つ一つの街によって雰囲 気に違いがあり、ハイデルベルクとの違いも含め、興味深い点が多くありました。時にはカフェやレストランで食事をすることもでき、ドイツ料理を味わうことができました。ラーデンブルクで訪れたカフェでは Karottenkuchen を食べることができ、優しい甘さでとても美味しかったです。店員の方も私たちの拙いドイツ語での注文を待ってくださり、楽しい時間を過ごすことができました。また、ケルンに訪れた日にはレストランでドイツ料理の中でも有名な Schnitzel を食べることができました。これらの料理は語学学校の午後の授業の時にも教えていただいた料理で、ドイツらしい食事を楽しむことができて嬉しかったです。


また、こういったレストランなどでのチップの文化も、日本ではあまりないものなので新鮮でした。会計と時にはどのくらい渡したらいいのだろう?と考えながらやっていましたが、受けたサービスや美味しい食事への感謝としてチップを渡すという文化がとても素敵 だと感じました。 また、ドイツの文化や街のことで日本との違いを大きく感じたのは、交通機関についてで す。ドイツの駅には改札がなく、車内でチケットの確認が行われることや、街中を路面電車 が多く走っていることなどです。少し街を移動するだけの時間も、そう言った違いを感じられて楽しかったです。
街での観光や、買い物での会話は、最初は緊張するものでしたが、語学学校で毎日ドイツ 語に触れているうちに、とにかく話してみよう、挑戦しようという気持ちが芽生えていきま した。7日目に寮の近くの小さな店で、お札をコインに変える必要があり、一つ小さなお菓子を買ったのですが、寮の洗濯機を使うために50セント硬貨が何枚か必要だったので、店員の方にお釣りの1ユーロ硬貨を50セント硬貨2枚にしてほしいとお願いしたところ、 快く変えてくださり、私は自分で挑戦してコミュニケーションをとれたことが本当に嬉しかったです。日常生活の中でも言語に触れて、一つ一つが学びになっていく感覚が、本当に貴重で良い経験をできたと思いました。
私は今回の語学研修を通して、多くのことに気づき、学ぶことができたと思います。何よりも言語学習においての、言語を“使う”ことの大切さを実感しました。コミュニケーションを取ろうと挑戦して、通じた時の喜びや、話せることの楽しさを知ることができました。同時にもっと学び、力をつけるには二週間というのは非常に短い期間で、あっというまだったと思います。これからも今回の学びを活かして、大学生活をより良いものにしていきたい と思います。



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